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<技術情報シリーズ>保水性舗装・パワーペイブサンドの現場透水試験要領について

保水性舗装・パワーペイブサンドの現場透水試験要領について

1)保水性舗装・パワーペイブサンドは、「現場品質管理」の一環として現場ごとに透水試験器を使用し、透水性舗装として求められている透水係数0.01cm/sec以上の基準値を満たしていることを確認するための現場透水試験を実施しています。

現場透水試験器

 

2)具体的な試験実施要領として、施主・元請業者立会いの上、当該現場での施工完了・養生期間終了後に所定の測点において、現場透水量で「300ml/15秒以内」に透水するか試験します。同一測点で3回測定した結果を透水係数に換算した試験成績報告書にまとめ、施主宛に提出しています。

3)保水性舗装・パワーペイブサンドは主要骨材に微細で且つ多孔質な形状をしている高炉水砕スラグを採用しているため「面全体で透水」します。ちなみにポーラスコンクリート舗装は骨材と骨材の隙間を通しての透水で「点の透水」のため、長期間(4~5年)経過した時点での透水性能を比較すると、当社透水性舗装カラーサンドも含め、高炉水砕スラグを骨材に採用している当社の透水性保水性舗装の数多くの施工実例で有位性が実証されています。