ヒートスルーサンド

ヒートスルーサンドと遮熱性舗装との違い

ヒートスルーサンドは、遮熱性舗装とは全く異なるコンセプトから生まれた、ヒートアイランド現象の抑制、遮熱対策効果の高い舗装材です。
遮熱性舗装が、熱を大気中に反射させるのに対し、熱伝導保水性舗装「ヒートスルーサンド」は、熱伝導性に優れた骨材を配合することにより、表層の蓄熱を地中に伝導・拡散させます。また、高炉水砕スラグの保水性による「打ち水」効果も、舗装表面の温度を低減させます。
遮熱性舗装のような、添布剤のハガレによる効果減少もおこさないため、長期にわたり機能を発揮します。

ヒートスルーサンドの特長

ヒートスルーサンドは、高炉水砕スラグと熱伝導率の高い骨材(けい石等)を最適な配合で組合わせて、セメント、混和剤、無機系顔料を加えた、環境志向型の透水性・保水性の機能と熱拡散性の機能を併せ持つ歩行者系舗装です。




  • 高炉水砕スラグは多孔質な骨材でるため、通常の透水性舗装のように骨材と骨材の感覚だけでなく、骨材自体を含め「面全体で透水」します。
  • 「面全体で透水」するため、ゴミなどによる目詰まりが起きにくく、透水・保水機能が長期にわたり持続します。
  • 高炉水砕スラグの日異彩な空隙に、表面からの雨水を貯留すると共に路盤に浸透した雨水も毛細管現象で吸い上げるため、長期にわたり蒸散効果が持続します。
  • けい石等の熱伝導率が高い骨材を配合することで、夏季には表層の蓄熱を路盤へ伝導拡散し、路面温度を低減させます。冬季には路盤・路床の地熱を表層に伝導拡散することで路面凍結を抑制します。
  • 表層の微細な空隙に貯留した雨水を大気に蒸発させると共に、表層の蓄熱量を路盤に拡散・低減することにより、路面温度の上昇抑制して「ヒートアイランド現象」を長期にわたり緩和します。
  • 表面が細かい凹凸のため陽射しの強いときでも直射熱を分散し、また蓄熱量を拡散・低減し、照り返しをやわらげ、降雨時でも水はねがなく、濡れた路面でもすべりにくく、快適に歩行できます。

  • 冬季の凍結融解作用に対し、微細な多孔質の空隙が凍結時の水分の体積膨張圧力を解放することにより、凍害を防止します。
  • ヒートスルーサンドの基本技術である透水性高炉スラグ舗装(商品名:カラーサンド)は、公共工事の公園、遊歩道、建築外構等の分野で1,200件以上の豊富な採用実績を有しています。

ヒートスルーサンドの仕様

ヒートスルーサンドの採用例

※写真はイメージになります。


ヒートスルーサンドのカラーバリエーション

※写真の色は実際と異なる場合があります。


ヒートスルーサンドの用途・舗装構成・標準価格

形式 HTS-I HTS-II HTS-III
標準断面
用途 歩行者及び自転車が専用に通行する歩道、広場、園路、自転車道 歩行者、自転車以外に4t以下の管理者車両及び乗用車が通行する歩行者系道路 大型及び緊急車両(大型消防車)が一時的に進入する構内道路
舗装構成根拠 「舗装設計便覧」第7章(7-3-9)「歩道及び自転車道等の舗装」の中の「コンクリート系の舗装」に準拠 「舗装設計便覧」の転圧コンクリートの版厚(表6.2.4)に準拠

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